採用難の理由は現場にあり!

2023年07月23日

バス事業者の採用担当者様において、運転手採用は頭の痛いテーマですよね。

すっかり採用難職種として定着してしまったバス運転手。。。以前は決してそうじゃなかったのですが。。。


さて、採用のテコ入れをしていく前に必ずやっていただきたい事。それは現採用活動の状況把握と現場の状況掌握です。


難しい×2と嘆いているだけでは、状況改善は進みません。ここは現活動を一旦整理して、御社の採用活動における課題を可視化してみましょう。

・採用活動におけるスケジュールは?

・どのようなフローで採用活動を行っているのか?

・採用手法は?

・利用媒体の種類は?費用対効果は?

頭の中で分かっているつもりでも、データ化してみると大きな無駄があったり、逆に非常に効率的な部分があったりと、現状の把握は状況改善における第一歩です。

目を覆いたくなるようなデータも出てきますが、ここは勇気を出して・・・!


そして改善に着手する前に必ずやって欲しいのが、現場の掌握です。

採用担当者様は人事部門という一部署の社員・・・というわけにはいきません。運転手応募者や求職者からすると、バス会社の代表です。もちろん、全てをというわけにはいきませんが、自信をもって会社の事を紹介できなければいけませんし、昨今のバス運転手採用は未経験者の採用がカギにもなりますので、運転手そのものの基礎知識なども身に着けておきたいものです。

そして何より、採用活動における問題・課題は現場にあるケースも多いです。

採用数だけに目が行きがちですが、定着率や離職率、キャリアにおける昇格率などあらゆる目線で運転手の事を知っておく必要があります。

通常の業務から一歩踏み込んで、営業現場を知る事。現場管理者だけでなく、運転手から直接聞く話の中に、改善策のヒントが隠れているケースは多々ありますよ。

また、現場には採用広告作成にあたって、アプローチのヒントがたくさんあります。極力時間を作って、現場を理解する事が、実は採用難改善への近道だった現場を私は多く見ています。


運転手の採用というミッションは、人事・採用という部門だけで成し遂げる事ではありません。会社の命運を担う重要なタスクとして、部署間の垣根を超え、社全体を巻き込んで取り組んで行く事が非常に大切と考えます。

採用担当者様は先頭でその音頭をとるというのがまさに理想。


企業体質や風通し、人間関係など様々な問題もありますが、上記のアプローチをたどって行く事が出来れば、少なからず失敗は無いと考えられます。


本気で改善、はじめてみませんか?







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