採用ホームページの差別化

採用活動において、もっとも頼りにしているものは何でしょうか？

様々なチャネルがあり、どれも一長一短というような状況ですと、なかなか「これ！」と答える事が出来ないのが普通ではないでしょうか。

この質問に対して「当社は採用ホームページに絶対的な自信を持っている！」と胸を張って答えることが出来る事業者様。素晴らしいと思います。

今や、どの広告業者も当たり前のように提案しますし、導入している事業者数も多くなってきました。この動きは、紙広告⇒転職サイトなどのペイドメディア⇒自社運営型のオウンドメディア　とトレンドが移り変わる中、他業界では当たり前のように運用されているツールであり、既に求人業界の根本を変えてしまうほど、定着しています。

言ってしまえば、採用ホームページの活用は別に時代を先取りしているわけでもなく、当たり前というわけです。つまり、他社との差別化にはなっていない状態という事になります。

では、何をして差別化していくのか。ここが重要というわけです。

幸い（と言っていいのかわかりませんが・・・）、現状採用ホームページを運用しているバス事業者様において、その力が最大限に発揮できるようなページをお持ちの事業者様は数えるほどしかありません。

辛辣な言葉を使えば、広告業者の言うがままにページを作り、Web上に出しているだけの状態。なぜ、このような状況に陥っているのかと言えば、採用ホームページの役割を充分に理解していない事業者様が多いからだと思います。

採用活動の重要なプラットフォームを担う且つ、24時間休みの無く求職者と信頼関係を築く最強の採用担当者として、うまく運用していく事が出来れば、御社の採用活動は大きく動いて行くでしょう。

その為にやることは・・・、「コンテンツの見直し・作り込み」です。

必要であれば、運用している採用ホームページのツール自体の見直しも必要かもしれません。それほどにその種類も多くなっており、クオリティにも差がありますから。

広告会社は採用ホームページの契約に成功した次には、必ずリスティング等のウェブ広告の提案に入ってくるでしょう。こういったトータル的な取引で収益をあげるのが、広告会社の目的ですから。

広告出稿は私も賛成です。採用ホームページにアクセスを集めるには最適且つ不可欠な手段だと思います。

が、その前に採用ホームページのクオリティに拘って欲しいのです。

採用ホームページの内容は、他社との差別化がもっとも作りやすい部分ですし、会社全体で何かを・・・という壮大な話でもありません。採用ホームページの見直し・作り込みは現場としっかり連携が取れれば、人事部署・採用担当者様サイドで進める事が出来る大きな改善行動だと思います。そして確実に結果に繋がる作業です。

せっかく費用を割いて、広告を掲出するのであれば、その費用対効果を最大限に引き出したいですよね。

であれば、その広告を辿って来訪した求職者の心を動かすようなリンク先にするべきです。

直ぐに離脱するような魅力のないページでは、広告の効力を半減、いやそれ以下に下げてしまいます。

今すぐできる改善行動の一つとして。

一度、自社の採用ホームページを見直してみませんか？