広告を出す前にどうしてもやって欲しい事
様々な立場や境遇から採用担当者という役割に就かれると思いますが、その殆どの方が前任者が作ったレールを引き継ぎ、自身のエッセンスを加えながら活躍をされている事かと思います。
前任者が培ったノウハウは、もちろんその事業者における財産でありますし、他者が持っていないものです。
最大限に活かすべきですし、良き伝統として継承していくべきでしょう。
が、残念ながら求人・採用業界も他業界に負けず劣らず、近年変化が激しくなっているのもまた事実。
これまでやってきた事が通用しなくなり、焦りを感じている方も少なくないと思います。
そのような壁に当たった時は、一度客観的に採用業務というものを見なおしていきたいところです。
さて、採用活動が思うように進まないという場合、よく出稿媒体や待遇などのせいにしがちですが、果たしてそうでしょうか。
私の経験上では、媒体による差はもちろんありますが、それよりもターゲットに合った媒体を選択していない、合致した原稿アプローチが出来ていないというのが要因の大きな一つであるというケースが多いです。
いや、そもそもターゲットを設定していないという事業者様が多い印象ですね。
誰でもヒットすれば良い的な。
こちらのブログでも何度か記していますが、そもそも採用難職種であるバス運転手採用について、誰でもヒットすれば・・・的な考え方は、完全に運任せな手法である事と、効率が良い手法とは言えません。
あと、陥っているもう一つのケースは、「媒体貧乏」です。
あらゆるメディアにすすめられるがままに出稿し、アクセスだけは稼ぐが、実績に繋がっていないというケース。
媒体社は効果が無ければ自社サービス内の他媒体や原稿提案をしてきますし、代理店なら他媒体提案を主に継続提案してくるでしょう。
そこに昨今では、indeedや求人ボックスなどのアグリゲーションメディアをセットしての提案、リスティングやリターゲティング広告などを交えての提案があると思います。
どの業者も間違った提案ではないですし、少なからず実績に繋がるのですが、根底の部分を疎かにしてしまっている事業者様が多いのが気になる所です。
それは、各サービスや媒体の着地点となるプラットフォーム、採用ホームページの存在です。
もちろん、採用ホームページの提案も様々な業者が行っている事でしょう。
が担当者様によって、採用ホームページというものの捉え方に差があります。
採用ホームページの役割って何でしょうか?
ただ、24時間応募を受け付けするツールとお考えの方もいれば、採用活動に欠かせない切り札と認識されている方もいらっしゃいますよね。そのどちらでも無く、何となくあった方が良いから作ったという方も・・・。
私は特に媒体の縛りもなく、どのような手法も提案できる立場です。その私が導く答えは、「作り込んだ採用ホームページが必要不可欠なもの」です。
24時間応募受付?募集要項?そんなのは、ハッキリ言ってどうでもいいです。
それよりも、バス運転手へ挑戦しようと思っている方や転職を検討している方へ、しっかりとバス運転手業務や会社の事を伝え理解してもらうためのツールとして、無くてはならないものなのです。
よく例えるのですが、私は採用ホームページは見込み客へクロージングに向かう営業マンだと思っています。
優秀な営業マンほど成約率が高く、優秀な営業マンほど顧客リピートが多いですよね。
それと同じで、心に響く採用ホームページは求職者の心を動かします。逆に作っただけの採用ホームページは情報源の一つにすぎません。
つまり、この質によってクロージング力に大きな差が出るというわけです。
そうです。バス運転手への挑戦や転職は、皆様が思っている以上に悩みや不安があるわけで。それにしっかりと寄り添って、何度もフォローしてくれるのが優秀な採用ホームページなのです。
採用ホームページというのは、今や各メディアの着地点として必ずと言っていいほど、各業者から提案がありますし、必要という認識があると思います。
が、その殆どが実装し、メディア・サービスと連携するだけの提案に留まっているのが現状です。
この採用ホームページの内容が出稿するメディアや利用するサービスの力を何倍にもしてくれます。ここに気が付いて対策出来るかどうか。
これらは、採用活動におけるかなりウェイトを占めるポイントとなります。
もちろん、ある程度の費用はかかります。が、採用予算をグロスで捉えた時に大きな差が出る部分として、必ず検討するべき項目と断言できます。
いかがですか?
御社の採用ホームページ。その内容に心を動かされますか?