基本的な事なのですが・・・

2023年11月04日

すごく基本的な事で申し訳ないのですが、

「求人・採用系の広告会社とお付き合いする中で、媒体社と代理店ではどちらが良いのでしょうか?」

というご質問をよくいただきます。


それに対する答えですが・・・

「ニーズに合わせて選んでいただきたいのと、何より担当者次第でパフォーマンスは大きく変わりると思います。」

とお答えしています。


シンプルな答えでなく申し訳ないのですが、媒体社・代理店共にメリットとデメリットは混在するわけで。


例えば、媒体社のメリットといえば、やはり自社商品に精通しており、その活かし方を充分に知っている事。更に独自の施策を持っていることもありますし、締め切り時間などもギリギリまで対応してくれるところでしょうか。

逆にデメリットといえば、自社サービスという括りがある為、提案幅が狭いという所でしょうか。どんな商売もそうですが、課題に対して自社商品にメリットを見出しての提案になるわけです。別媒体を選定すれば簡単に課題解決できる事もあるわけですが、そこが媒体社の弱い部分ですかね。


代理店のメリットといえば、ズバリどの媒体やサービスも分け隔てなく、提案してもらえるところでしょうか。また、各媒体の窓口を一元化できるという時間的メリットも大きいと感じる担当者様もいるでしょう。純粋に最善と思う方法に対してストレートにアプローチできるというのは意外と大きいです。

デメリットは、各商品の理解度はやはり媒体社に比べて弱いという所だと思います。また、媒体社独自の施策などを利用する事は難しい部分です。(本当は、全施策を開放するのが基本ルールなんですけどね・・・)


ただ、上記の無いようではなく「代理店は媒体社よりも値段が高い!」という事で敬遠されている担当者様も多いようです。

イメージ的に仲介料やコンサル料をとられてしまうというイメージですかね。

ココは強く訂正したいのですが、代理店は健全な媒体社からすると営業マンの一人という考え方をしています。つまり、自社商品を代理店が抱えているお客様に販売できるのであれば、ウェルカムという事。

もちろん、代理店からの入稿に対して媒体社は販売マージンを支払います。代理店は、販売マージンで商売をしていますので、正規の料金以上に請求されるという事は無いはずです。(健全な代理店であればです・・・)


「どちらが安いの?」

というご質問も良くいただきます。

この考え方は少し危険な考え方なので、お考えを改めていただきたいところですが、代理店で様々な広告や採用に関する業務を纏めて依頼したほうが、グロスの取引が大きくなる関係で費用は抑えられる傾向が強いと思います。

逆に言うと、単発的な広告しかしない企業様に関しては、上記は該当しないというわけです。


しかし、採用部署の最終目的は安く広告出稿する事ではありません。

費用を使って、より質の高い人材を採用し、戦力化する事が目的であるはずです。もちろん、費用対効果を見てコスト削減に繋がればそれに越したことはありませんが。

現状課題に対してどのアプローチが良いのか。それをよく考えて選択いただくのが良いと思います。


DX化がうたわれる中、様々なサービスや取引がWeb化・データ化され、対人の部分が疎かになりがちな昨今ですが、採用に関してはその道筋を選択するのは人間です。

採用広告という業界は最も進化しない業界だと個人的には思っています。(未だに紙広告でで求人を出して採用するという行為も現役バリバリですよね。昔からのスタイルがここまで残っている業界も珍しいのではないでしょうか。)ただ、その中でも新しいサービスや手法は生まれており、もちろんトレンドもあります。

が、特に採用難職種に関してはこれという確実な手法が無いのが現状です。そういった状況下で各事業者の課題に合わせた対処法が求められる中、担当者のスキルや情熱、そして信頼関係は、思っている以上に結果に直結してくると思われます。


どのスタイルが現状に合うか。どの方法が、採用活動を成長させていけるかを物差しに取引先や担当を選ぶのが最良の方法だと私は思っています。


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