メディア・チャネルばかりに捉われてやいませんか?
採用担当者様の大切な仕事の一つである、採用広告の手配。採用広告といっても大変多くの手法や媒体がありますし、おそらく色々な所から営業があるのではないでしょうか。
どの手法や媒体に関してももちろん可能性はあるわけですし、費用が賄えるのであれば全てに利用するのが良いのですが、そんな湯水のように予算を使えるようなことは無いわけです。
そこで採用担当者様は頭を悩ませながら出稿計画の設定を行い、広告作成に入ると思います。
この広告手配の方法も様々です。ご自身で何から何まで手配される方もいれば、媒体社にある程度任せたり、広告代理店に丸投げしたり。
これに関してもどの方法にも一長一短あるわけで、何が正解という事は無いと思います。
が、一つだけ絶対と言えるのが、『手法や媒体選択ファーストになってはいけない』という事です。
充分にご存じの通り、バス運転手採用は間違いなく採用難職種です。
募集要項をなるべく多くの方に見せたところで、物理的には応募数が増えるのですが、非効率的。しかも定着率も踏まえて、人事採用全体予算でみると更に予算が膨れ上がります。
ポイントは如何に少ない牌の中から、自社求人に興味を持ってもらうか。そして、その見込みである求職者に応募してもらうか。更にはその人材に長く安定して乗務してもらえるかという事を忘れてはいけないと思います。
そうなると、自ずと採用広告の出稿スタンスが変わってきます。
ハッキリ言って広告云々の前に考えたいのが、応募者の背中を押す為のツールです。
こちらは別記事で詳しく書きますが、応募を検討している方に具体検討してもらう為のプラットフォーム、採用専用のホームページです。
どんな媒体を使っても、現時点で応募検討者の背中を押すツールとしては、この採用ホームページが最強です。
これがあると無いとでは、大きな差がありますし、長期的にみるとそれこそ雲泥の差がついてきます。
なぜなら今時、一つの媒体を見ただけで応募に至るなんてことは無いからです。スマホの普及で様々な種類の情報を瞬時に入手できる現世の中、広告見ただけで実際にアクションを起こす方がいますでしょうか?しかも職種は採用難職種です。
ですが、興味を持ってもらう事で、自ら調べてくれる方はいます。色々な情報がWeb上には溢れていますが、公式の採用ホームページは正に信頼性も高く最強のツールという事になります。
広告はあくまでのそのきっかけ作りと捉え、具体検討するのは採用ホームページで・・・というのが、現在のトレンド・・・というか当たり前の事です。
そこをまず理解していないと、せっかく時間とコストを割いて広告出稿しても無駄になってしまう。
お取引の媒体社や代理店担当がこれらを理解しているか否かは、運転手採用活動を行う上での大きなポイントになります。
媒体広告のターゲティングはしっかりとされていますか?原稿にコンセプトはありますか?そしてしっかりと御社の事を理解して、計画に沿った活動が担当と共に進められていますか?
あまりよろしくない媒体社はアクセスデータやビジュアル面など表面的な報告・提案が多いです。同じく、代理店は媒体提案が多い傾向があります。だめだったら次の媒体・・・のような。
利用する媒体やチャネルの得意な分野をよく理解して、それに合わせた広告出稿をしたいものです。
それを確実に行っていく為には、取引業者の選別、担当との関係作りが大切になります。当たり前に現場に足を何度も運び、現場の事や事業の事を理解しながらタッグを組んで進めて行くのが理想ですね。
慣れた部分や人間関係などに隠れがちですが、なかなかうまく行かない原因は一番スタートの部分にあるという事はよくあります。
一度、当記事を参考に現活動について見直してみると良いと思います。