アグリゲーションメディアの間違った活用

2023年08月23日

アグリゲーションメディア・サイトというとピンと来る方は少ないと思いますが、indeed、求人ボックスというと「あぁ、あれね!」という方が殆どではないでしょうか。

というよりは、殆どの採用担当者様が少なからず利用されているのではないかと思います。


簡単に言えば、おまとめ求人サイトですね。


この仕組みは、なかなかスゴイなぁと思っています。何といってもここに辿り着くのがスゴイなと。Webの特性を見事に活用した仕組みであり、スマートフォンの普及が更にこれを加速させましたよね。

おかげで今までWeb求人の主流であった求人サイトなどの先行きに陰りが見え始めています。


バス運転手採用に関しても、これらを使わない手はもちろんありません。うまく活用すればそれなりに結果が伴ってくると思われます。

が、こちらのサービスを間違った認識で活用してしまうと、何の意味もないものになってしまいます。まさに時間とコストの垂れ流し状態に。

その性質などを正しく理解し、現在の採用活動にうまく組み込むことで、パワーアップを図りたいものです。


さて、このアグリゲーションメディア、最初に認識しておきたいのは「求人サイトではない」という事です。

例えば〇〇ナビや〇ューダなどの転職サイトは、そのサイト内で情報提供を完結し、応募を促すものです。

が、indeedなどのサービスはそうではありません。インターフェイスも含めて、非常に簡易的な物にとどめられている事は一目瞭然であり、応募機能はありますが、応募までの難易度が高いバス運転手に関してはちょっと現実的ではないわけです。

いや、応募はありますが、情報を収集せず手あたり次第や感覚での応募者でよければ良いのですが、我々のミッションは優秀な人材を採用し戦力化する事。ちょっと趣旨と異なりますよね。


これらアグリゲーションメディアは、どちらかというとWeb広告のイメージで活用していただきたいのです。

採用ホームページの流入を増やすためのツールの一つとして。


indeedはその性質から、SEOに関しても非常に優れていますし、テレビCMをはじめWeb広告も積極的に行っている事から、検索ワードに対してのヒット率が尋常じゃありません。この優れたWeb広告ツールを存分に活用し、最強のクロージングツールである採用ホームページへの流入を増やす事で、活動の底上げをして行くのがベストな使い方になるわけです。


広告媒体社や代理店においては、やたらindeedを進めてくると思います。それ自体は間違っていないのですが、その提案の先をしっかりと見極める事。

indeedというわかりやすいツールは、広告マンからすると予算を引き出すのに非常に都合の良いツールでもあります。何件ページビューがあって、コンバージョンが・・・というような。

indeedの数字だけを見てすべてを判断してしまうような、indeedが全て・・・というようなスタンスでは、確実に活動の質が低下してしまうと認識いただいて良いと思います。


あくまでもWeb広告のツールの一つとして、最大限に活用するというスタンスで臨む事。その為にそこに依存するのではなく、採用ホームページのクオリティを高め、そういったツールの効果を更に高めるような動きを並行的に行う必要があります。


私自身も、indeedなどのアグルゲーションメディアは必要なツールと捉えています。が、その着地点ともなるプラットフォーム(採用ホームページ)はもっと大切です。

これらにプラスして、オウンドメディアをフル活用し、包囲網を張り巡らせるようなイメージでしょうか。


何度も申し上げますが、バス運転手採用は簡単ではありません。何せ不人気職種なのですから。


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