『誰でもいい』は誰も来ない。。。
2023年07月24日
採用が進まないと求人告知の広告などが『経験者、未経験者、老若男女誰でも欲しい・・・』的なアプローチになりがちです。実際にそういった印象を受ける広告は各所に散見されます。
採用とは関係ないのですが、『何でもできるは何もできないと同じ』とよく言われます。
私も会社員の時代に、自身に言い聞かすように連呼していた覚えがありますが。
何でもできるというのは、自信をもって出来る事や得意な事が無いという事の裏返しとも考えられますよね。
例えば、『うちは何でも出来ますよ』という広告代理店と『うちは採用専門の広告代理店です』と言われれば、範囲は狭まるものの、その代理店の得意分野がわかりやすく印象に残ります。
この現象って、生活において、大袈裟に言うと人生において様々なシーンで考えられると思うのです。
採用とは関係ないと申し上げたのですが、実はこれ、バス運転手採用においては、意外と影響がありまして・・・。
バス運転手はそもそも不人気職種です。実際にバス運転手としての就職を検討している方の牌が少ないわけです。そういった方々に訴求される広告が『うちは何でも誰でも良いですよ!』というもので、果たして心が動くのでしょうか?
元々、牌が少ない中へ訴求する広告です。間口を広くというのももちろん正攻法ですが、いつも以上にターゲットを絞って広告訴求するというのもぜひ試していただきたいと思います。(もちろん、実績あっての事です。)
ではそのターゲティングはどうするのか・・・?というところですが、前記事にある通り、そのヒントは現場に隠れているはずです。